特異的IgE   Asp f 1(アスペルギルス由来)

新 規 受 託

  • 【受託開始日】
    2021年10月18日(月)
  • 【検査項目名】
    『特異的IgE   Asp f 1(アスペルギルス由来)』
  • 【項目コード】
    4814
  • 【概   要】
    Asp f 1は、アスペルギルスのアレルゲンコンポーネントの1つであり、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)の発症原因真菌であるAspergillus fumigatus (アスペルギルス・フミガーツス)の主要アレルゲンです。
    ABPAは成人喘息患者あるいは嚢胞性線維症患者の気道に発芽・腐生したアスペルギルスが気道内でアレルギー反応を誘発して発症する慢性気道疾患です。
    その診断は、注意深い経過観察に従って取得した複数所見の診断基準への適合をもとに進められるため容易でなく、数年以上かかることもあると言われています。
    Asp f 1は、ABPAの診断補助において、現行のアスペルギルス粗抽出抗原を用いた特異的IgE測定に比べ臨床的特異度に優れるため、アスペルギルスに感作された喘息の中のABPAの鑑別に有用であると考えられます。
  • 新規受託開始の詳細につきましてはSMS『No.2021-25』をご確認下さい。
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