オーム病抗体
オーム病抗体
オーム病抗体検査は、クラミジア・シッタシという細菌による感染症、オーム病の診断に用いられます。
オーム病は、感染した鳥類との接触や、鳥の排泄物を吸い込むことで感染し、発熱や咳、肺炎などの症状を引き起こします。
特に、鳥類を飼育している方や、鳥類と接触する機会が多い方は、感染リスクが高いとされています。
この検査では、血液中のクラミジア・シッタシに対する抗体を測定することで、過去の感染歴や現在の感染の有無を調べます。
オーム病は、早期に適切な治療を行えば比較的予後良好ですが、放置すると重症化する可能性があるため、早期診断が重要です。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |