非特異的IgE検査について

非特異的IgE検査で陽性でした。今後の検査の進め方は？

問診からどのアレルゲンに感作しているのかを探り、特異的IgE検査により確認することをお勧めします。

非特異的IgE検査で陰性でしたがが特異的IgE検査を推奨する場合はありますか？

アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息患者において、特異的IgEが陽性に出ていても、非特異的IgE検査値(総IgE値)が正常範囲内となることがあるとの報告があります。特に、アレルギー性鼻炎（特にスギ花粉症）では、他のアレルギー性疾患に比べ総IgE値が低い傾向があります。アレルギーか否かは、特異的IgEや既往歴等とあわせて総合的に判断する必要があります。


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この記事を書いた人

臨床検査センター　昭和メディカルサイエンス　照会業務部　Ｙ.Ｓ.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。