抗体価とクラスについて

抗体価とクラスどちらで見るほうがいい?

測定値が高いか低いかを判断するのにクラスでも参考になりますが、抗体価を使うともっと正確に判断でき、時間の経過による変化も観察できます。最近では、一部のアレルゲンについて、プロバビリティカーブや95%または90%の陽性的中率の抗体価が報告されており、抗体価を臨床症状と比較することが一般的になってきています。抗体価を使った診断が有用とされています。


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この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。