ASP F1とは

ASP F1とは?

ASP F1は、私たちの身近な環境に広く存在するカビ(真菌)の一種、「アスペルギルス」に含まれる特有のアレルギー成分です。

このカビの胞子を吸い込むと、気管支喘息の悪化や、「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)」という重篤な呼吸器疾患を引き起こすことがあります。

通常のアレルギー検査では、他のカビに対する反応と区別しにくいことがありますが、この検査では「ASP F1」に対する抗体だけをピンポイントで測定します。

長引く喘息や咳の真の原因が高精度に特定できるため、早期に正しい診断を下し、適切な治療薬を選択するための重要な指標となります。


※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。