AVP(バソプレッシン)とは

AVP(バソプレッシン)とは

AVPは、浸透圧の上昇や血液量の減少により、脳下垂体後葉より分泌されるホルモンです。抗利尿ホルモンやADHとも呼ばれ、腎臓での水の再吸収を促すことで尿量を減らし、循環血液量を増やして浸透圧を下げ、血管収縮作用により血圧を上昇させます。

このホルモンの作用が障害を受けると尿崩症となります。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.N.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。