ツツガムシ抗体とは

ツツガムシ抗体

ツツガムシ抗体検査は、ツツガムシ病に感染しているかどうかを調べるための検査です。

ツツガムシ病は、ツツガムシというダニに刺されることで感染するリケッチア症の一種です。

主な症状は高熱、発疹、刺咬痕などがあり、日本でも夏場に発生することがあります。

この検査では、血液中のツツガムシに対する抗体を検出することで、感染の有無や感染時期を判断することができます。特に、発熱や発疹などの症状があり、ツツガムシに刺された可能性がある場合に検査が行われます。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。