コクサッキーウイルス

コクサッキーウイルス

コクサッキーウイルスは夏風邪の代表的な原因ウイルスで、症状の違いから主に「A群」と「B群」に分類されます。

A群は皮膚や粘膜に感染しやすく、乳幼児に多い手足口病やヘルパンギーナ(喉の水ぶくれ)を引き起こします。

一方、B群は筋肉や内臓に影響を及ぼし、胸の痛みを伴う流行性筋痛症や心筋炎などの原因となります。

また、どちらも無菌性髄膜炎を起こすことがあります。

この検査では、血液や便などからウイルスの有無や抗体を調べます。

症状が多彩なため、原因が本ウイルスかを特定し、重篤な細菌感染症などと迅速に鑑別することで、早期に適切な治療方針を決定するための重要な指標となります。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。