C-ペプチド

C-ペプチド(Connecting Peptide Immunoreactivity:CPR)

C-ペプチドは、インスリンと等モルで膵臓のβ細胞より分泌さます。

C-ペプチドは、インスリンのように体内で使われることなく腎臓で代謝されます。

インスリンの治療中やインスリン抗体などが有る場合は、体内で分泌(内因性)されているインスリンの量を正しく知ることが出来ませんが、C-ペプチドはインスリンの分泌量を反映するため内因性のインスリンを推測することが出来ます。

血液中と尿中を測ることが出来ますが、血液は採血時点での結果で食前や食後の変動などの確認が可能です。24時間畜尿では1日の分泌量の評価が出来ます。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。