クレアチニンとは
クレアチニン(Cre:Creatinine)
クレアチニンとは、筋肉中のクレアチンが分解されて作られる老廃物で、腎臓から尿に排泄されます。
腎機能検査として使われる検査で、クレアチニン値が高い場合は腎機能の低下を疑います。
クレアチニンは、筋肉量とも関係しており、スポーツ選手のように筋肉量の多い人は高値傾向になり、長期間寝たきりでいる人は低値傾向になります。
これらの要因による誤差を減らすため、クレアチニンと年齢と性別を使いe-GFR(推算糸球体濾過量)を計算式から求め、腎機能の目安に使われています。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
この記事を書いた人
|
|
臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |