淋菌
淋菌
淋菌は、性感染症である淋病の原因菌であり、性行為によって感染します。
男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎を引き起こし、放置すると不妊の原因となる骨盤内炎症性疾患などを引き起こす可能性があります。
淋菌の検査は、尿や分泌物から淋菌の遺伝子を検出するPCR法や、培養検査などが行われます。特に、無症状の感染も多いため、性行為経験のある方は定期的な検査が推奨されます。
早期発見・早期治療が重要であり、パートナーと同時に治療を行うことで、再感染を防ぐことができます。
臨床的意義
- 淋病の診断
- 無症状感染の発見
- 感染拡大防止
対象疾患
- 淋病(尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患など)
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
この記事を書いた人
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |