マイコプラズマ抗体とは
マイコプラズマ抗体
マイコプラズマ抗体は、マイコプラズマという細菌に感染した際に体内で作られる抗体です。
マイコプラズマは、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症を引き起こすことが知られています。
マイコプラズマ抗体検査は、これらの感染症の診断や、感染の有無、過去の感染歴などを調べるために用いられます。特に、咳が長く続く咳こみ、発熱、倦怠感などの症状がある場合に、マイコプラズマ感染が疑われ、この検査が行われます。
検査結果から、適切な治療法を選択することができます。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |