マイコプラズマ・ニューモニエ

マイコプラズマ・ニューモニエ

マイコプラズマ・ニューモニエは、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症を引き起こす細菌です。

特に、若年層で流行することが多く、「肺炎マイコプラズマ」とも呼ばれます。

主な症状は、発熱、咳、倦怠感などで、咳は長期間続くことがあります。感染経路は、主に飛沫感染であり、学校や家庭内での集団感染も起こりやすいです。

マイコプラズマ・ニューモニエ感染の診断には、血液中の抗体を測定する検査や、PCR法による遺伝子検査などが用いられます。

早期診断と適切な治療により、重症化を防ぐことができます。

 

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。