ノロウイルス
ノロウイルス
ノロウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こす代表的なウイルスの一つです。
感染力が非常に強く、少量のウイルスでも感染することがあります。
主な感染経路は、感染者の嘔吐物や便からの経口感染、あるいは汚染された食品や水を介した感染です。
主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などで、発熱を伴うこともあります。
特に乳幼児や高齢者は重症化しやすく、脱水症状を引き起こすことがあります。
ノロウイルス感染の診断には、便中のウイルス抗原を検出する迅速検査や、遺伝子検査(PCR法)などが用いられます。
感染予防には、手洗いやうがい、食品の十分な加熱などが重要です。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |