中性脂肪とは
中性脂肪(TG,トリグリ)
中性脂肪(Triglyceride)は、脂質の一つで食事から摂取された脂肪等から肝臓で合成されます。
主に脂肪組織や筋肉組織に蓄積し、必要に応じて分解して利用され、人が活動するときのエネルギーの供給と貯蔵の役割を持っています。
中性脂肪は、動脈硬化の危険因子とされており、過食により過剰になる状態は糖尿病・高血圧・脂質異常症を併発しやすいことが知られており生活習慣の見直しが必要となります。
中性脂肪は食事の影響を受けやすく、食後は、数値が高く出る為、空腹時の採血が推奨されています。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.N.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |