ビタミンB12とは

ビタミンB12(VB12:Vitamin B12)

ビタミンB12(シアノコバラミン)は、水溶性ビタミンの一種であり、細胞の成長や分裂に欠かせない補酵素として役割を果たし、造血系や神経系の細胞の正常な機能を維持するために必要です。

ビタミンB12は、動物性食品からの摂取が主な供給源となります。

その他、ビタミンB12はホモシステインというアミノ酸の代謝にも関与し、心血管の健康維持にも重要な役割を担っています。

ビタミンB12の不足は、ビタミンB12欠乏症と呼ばれる状態を引き起こす可能性があり、貧血や神経障害、倦怠感、認知機能の低下などの症状が挙げられます。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.M.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。