ビタミンB6とは
ビタミンB6(VB6:Vitamin B6)
ビタミンB6は、生体にとって重要な栄養素であり、ピリドキサミン(PAM)、ピリドキサール(PAL)、ピリドキシン(PIN)と、その各々のリン酸エステルの計6種類から成る水溶性ビタミンです。
ビタミンB6は、体内に於いてタンパク質や糖の代謝、神経伝達物質の合成、免疫機能の調節など、さまざまな生化学的プロセスに関与しており、具体的には、補酵素として働き、体内の化学反応を促進します。
また、ビタミンB6は神経系の正常な機能にも関与しています。神経伝達物質の合成や分解に必要な物質であり、神経伝達の正常な働きや脳の発達・機能に重要な役割を果たします。
※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |