ビタミンKとは

ビタミンK (VK:Vitamin K)

ビタミンKは、血液凝固や骨の健康に重要な役割を果たす脂溶性のビタミンで、2つの主要な形態ビタミンK1(フィロキノン)とビタミンK2(メナキノン)から成ります。

ビタミンKの主な役割は、血液凝固を促進することです。

ビタミンKの欠乏は、凝固能の低下を引き起こし、出血傾向を増加させる可能性があります。

また、ビタミンKは骨形成にも関与しており、オステオカルシンというタンパク質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促し、骨粗鬆症や骨折のリスクを低減するのに役立つと考えられています。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.M.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。