水痘帯状ヘルペスウイルス
水痘・帯状ヘルペスウイルス
水痘帯状ヘルペスウイルス(VZV)は、水痘(みずぼうそう)と帯状疱疹の原因となるヘルペスウイルスの一種です。
初感染で水痘を発症後、神経節に潜伏し、免疫力低下時などに再活性化して帯状疱疹として出現します。
臨床的意義としては、水痘では全身性の発疹と発熱を、帯状疱疹では神経に沿った激しい痛みを伴う紅斑と水疱を引き起こします。
対象疾患は水痘、帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛などがあり、特に高齢者で後遺症のリスクが高いとされます。
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臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査部 Y.S.医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。 |
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