末梢血液一般検査とは

末梢血液一般検査とは

末梢血液一般検査には、赤血球数、白血球数、血小板数、血色素量(ヘモグロビン濃度)、ヘマトクリット値、赤血球恒数(MCV、MCH、MCHC)が含まれております。
これらの検査は、検査結果報告書上では略語で記載されることが多くあります。

項目名 略 語
(正 式 名 称)
概要
白血球数 WBC
(White Blood Cell)
血液1μL中の白血球の数
赤血球数 RBC
(Red Blood Cell)
血液1μL中の赤血球の数
血小板数 Plt
(Platelet)
血液1μL中の血小板の数
血色素量
(ヘモグロビン濃度)
Hb・Hgb
(Hemoglobin)
血液1dL中のヘモグロビン濃度
ヘマトクリット値 Ht・Hct
(Hematocrit)
血液中に含まれる赤血球の容積比
平均赤血球容積 MCV
(Mean Corpuscular Volume)
赤血球1個当たりの平均容積量
平均赤血球血色素量 MCH
(Mean Corpuscular Hemoglobin)
赤血球1個当たりの平均ヘモグロビン量
平均赤血球血色素濃度 MCHC
(Mean Corpuscular Hemoglobin Concentration)
赤血球1個当たりの平均ヘモグロビン濃度

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 照会業務部 Y.S.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。