臨床検査センターとは①

臨床検査センターとは

病院や診療所、検診施設などを中心に、患者様から採取、又は排泄された検体をお預かりし、ラボにて検査を実施、検査結果にしてお返しすることを業とする施設です。

臨床検査センターは、法律上、施設基準を満たすことを必要とし、都道府県や保健所に申請することで認可された施設となります。
施設内で行う検査は、申請の際に登録された項目となりますが、それ以外の項目についても提携する施設に依頼して報告することが可能です。

検査内容は、微生物学的検査、免疫学的検査、血液学的検査、病理学的検査、生化学的検査、尿・糞便等一般検査及び遺伝子関連・染色体検査など多岐にわたります。

検体の種類は、血液、尿、糞便、皮膚、爪、毛髪、臓器、骨髄液、髄液、穿刺液等あらゆる材料を対象としております。

精度保持の為に、日々の内部精度管理や毎年の外部精度管理調査に参加をして、検査結果の精度・正確性を保つよう管理を行っております。

この記事を書いた人

昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.N.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。