総蛋白とは

総蛋白(TP: Total Protein)

総蛋白は、血液中に存在する全ての蛋白質の総量を指し、全身の状況を示すスクリーニングとしての役割を担っています。

血液は、100以上の異なる種類のタンパク質で構成されており、それらは体内の様々な生理的機能を担っています。総蛋白はほとんどが肝臓で作られますが、大きく分けてアルブミンとグロブリンに分けられます。

総蛋白が低値の場合は、アルブミンの低下によることが多く、肝臓や腎臓の機能低下、栄養不良、甲状腺の亢進症などにより見られます。

高値の場合はグロブリンが原因となる事が多く、多発性骨髄腫、脱水症、慢性炎症などを疑います。

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.N.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。