ビタミンCとは

ビタミンC(VC:Vitamin C)

ビタミンCは、アスコルビン酸(ascorbic acid)と呼ばれることもあります。

ビタミンCは、主な役割として以下の4つが挙げられます。

  1. 免疫系の正常な機能を維持し、感染症や炎症に対する抵抗力を高めます。
  2. 強力な抗酸化物質であり、体内の活性酸素種を中和して細胞を保護し、細胞の老化や様々な病気の発症リスクを低減する効果があります。
  3. コラーゲンの合成に必要不可欠な栄養素であり、コラーゲンは皮膚、血管、骨、軟骨などの組織の主要な構成要素であり、組織の健康と強度を保つ役割を果たしています。
  4. 非ヘム鉄の吸収を助けるため、貧血の予防や改善に寄与します。

 

※本コラムは、医療従事者を対象とした臨床検査に関連する情報提供を目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。

この記事を書いた人

臨床検査センター 昭和メディカルサイエンス 検査管理課 Y.M.

医療現場で臨床検査を実施し、得られた各種データを活⽤して、診断や治療を支えるのが臨床検査センターの役割です。